煩雑な国民健康保険の事務処理をトータル的に支援。
変化する行政ニーズに柔軟に対応可能なソリューション。
国民健康保険業務は、事務処理自体が非常に複雑であることに加え、住民基本台帳システム、税システム等の関連システムや金融機関などの外部機関とも連携する必要があり、非常に緻密で迅速な処理能力が求められます。
NTTデータ関西が提供するソリューションは、これらの期待に応えることにより、事務担当者の負担軽減、住民サービスの向上に貢献しています。
システム体系図
国民健康保険システムの特長
1. 多様な業務範囲をカバー
資格業務(国民健康保険資格情報の履歴管理)
- 保険証の即時発行
- 住基異動と資格情報の連携
- 証回収管理
- 不現住者の管理
- 短期証、資格証明書の発行・管理
賦課業務(国民健康保険料の賦課情報の管理)
- 月割り賦課計算の実施
- 即時賦課の対応
- 窓口での保険料シミュレーション対応
- 被保険者の所得把握
収納業務(国民健康保険料の収入情報の管理)
- 滞納対策としての統計情報の充実
- マルチペイメント、コンビニ収納対応
- 納付誓約の履行管理
給付業務(国民健康保険料の給付情報の管理)
- レセプト情報の管理
- 療養費計算、支給の対応
- 高額療養費計算、支給の対応
- 返還金計算、徴収の対応
医療助成業務(老人医療費助成、重度障がい者医療費助成、ひとり親家庭医療費助成、こども医療費助成の各制度の管理)
- 医療証の発行
- 受給者の宛名情報や資格情報の管理
- 審査支払に関する各種給付情報の管理
後期高齢者医療業務(後期高齢者医療の資格・賦課・収納情報の管理)
- 住基異動と資格情報の連携
- 後期高齢者医療広域連合との保険料情報の連携
- マルチペイメント・コンビニ収納対応
- 滞納者情報の管理
国民年金業務(国民年金の申請情報の管理)
- 市民からの申請や審査に関する情報の管理
- 各種年金の裁定請求や現況届の情報管理
- 日本年金機構とのデータ連携
敬老優待乗車証業務(敬老優待乗車証の申請・収入情報の管理)
- 対象者の申請情報の管理
- 負担金の収入情報や過誤納金情報の管理
共通業務(各業務が共通的に使用する情報の管理)
- 住所辞書、金融機関、医療機関などの共通マスタ情報の管理
- 送付先登録による発送先の管理
- 記事登録による市民折衝や特記事項等の管理
2. 変化する行政ニーズに柔軟に対応
大幅な法制度の変更やマルチペイメント対応など行政ニーズが毎年変化します。業務を熟知したスタッフにより、柔軟な対応が可能です。
3. 住民基本台帳システムをはじめとするさまざまなシステムや外部機関とスムーズに連携
住民基本台帳システムや税システムなどの関連システム、各金融機関、医療機関などの外部機関とのやりとりについて、多種多様な外部連携のファイルフォーマットにスムーズに対応可能です。
4. 業務の効率化により職員の事務処理負担を軽減
事務担当者が作成したWordファイルを規定様式としてシステム全体で利用可能。定型化された帳票の作成だけでなく、事務担当者が編集可能な帳票の作成など、業務内容に合わせた効率化に貢献します。
5. 大量トランザクションを迅速に処理
性能管理の実施により、大量のトランザクションを滞ることなく迅速な処理を可能にしています。
6. データの安全性の確保
定期的なデータベースのバックアップ、データの完全二重化対策により、安全な運用をサポートします。
7. 高度なセキュリティ
担当者以外の処理を禁止するなど、高度なセキュリティで個人情報保護対策を実施しています。