NTT DATA

NTTデータ関西

システム導入の目的

見積もり機能、検索機能を強化し、業務を一元管理したい

鶴田氏

東 海運株式会社
取締役常務執行役員
内藤氏

山本氏

東 海運株式会社
国際事業部長
岸氏

田中氏

東 海運株式会社
情報システム部長
岩崎氏

四方氏

東 海運株式会社
情報システム部
IT企画・推進グループリーダー
谷古宇氏

土村氏

東 海運株式会社
国際事業部 複合輸送部
吉川氏

岸氏:

当社は海上の輸送だけでなく、鉄道やトレーラーによる輸送も組み合わせ最終目的地までの輸送を一貫して担う「複合一貫輸送」を強みとしていますが、前システムは、データが部門ごとに管理されており共有化できていませんでした。そのため情報がスムーズに流れず、入力ミスにより情報の不一致が起きるリスクが常にありました。

谷古宇氏:

一元化に加えて、見積り・受注管理機能の追加や検索・参照機能の強化、さらには経理部門とのデータ連携なども新システム導入には不可欠な要件でした。

製品とベンダー選定のポイント

自由度の高いテンプレートとWEBシステムが決め手

岩崎氏:

自由度の高いテンプレートシステムであり、必要な機能を組み合わせることで、業務に合ったシステムが構築できると感じたこと、更に、開発フレームワークがJavaScriptを採用したWEBシステムであったため、海外を含む拠点の拡張性があったことが、NTTデータ関西を選ぶ決め手となりました。また、NTTデータ関西が熱心な姿勢で打合せやプレゼンに多くの時間を費やしてくれたことを全員が評価し、NTTデータ関西となら良いシステムが作れると確信したからです。

内藤氏:

パッケージよりも融通が利く上にテンプレートを活用するため、ゼロからの開発よりも低コスト・短納期。
私たち経営陣にとってはこれも大きな魅力でした。

谷古宇氏:

NTTデータ関西のSEは業界・業務ノウハウが豊富で、コミュニケーションもうまく取れ、スムーズに要件を伝えることができました。構築中もフェイストゥーフェイスでコミュニケーションをとっていただき、ACTIONSⅡプロジェクトに大きな推進力となって、システム稼働までスムーズに進めることができました。開発時に一番心配していた既存の経理システムへのデータ受渡に関してもスムーズにインターフェースを構築することができました。

今後の目標

システム連携や統合により業務改革を目指す

岩崎氏:

現在当社では、全社統合システムを検討中です。
今後はこのシステムとNVOCC向け海貨業務システムの連携を進めていきたいと考えています。

岸氏:

社外システムとの連携も増えていくことが予想されます。
欧米の海運業界の状況から推測するに、今後は輸送をお願いしているパートナー企業ではなく、東海運自らがNACCSをチェックする機会が増えてくるでしょう。NVOCC向け海貨業務システムは、既にNACCSとの連携が可能なシステムとして構築されています。つまり将来の布石は打っている、ということです。

内藤氏:

業務量の増大と多様化に対応するために、WEB機能を活用しお客様に入力業務を補佐していただくことも現在検討しています。そのような外部利用や、NACCS以外の社外システムとの連携が今後必要になることは十分に考えられます。NTTデータ関西には、連携にも対応可能なマクロな視点で引き続きフォローをお願いしたいと思います。

※1 NVOCC
自社で船舶(本船)を所有しない貨物利用運送事業者のこと。
※2 ACTIONSⅡ
「Azuma Combined Transport with Informative and Operational Network System」の頭文字と、
東海運様社内にて既に進められていたプロジェクトを受け継ぐ次世代プロジェクトの意を込めて「Ⅱ」を加えて命名。

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