企業間通信サービス「AnserDATAPORT+C」をりそな決済サービス株式会社へ導入

2024年1月4日
株式会社NTTデータ関西

NTTデータ関西は、企業間通信サービス「AnserDATAPORT+C※1」をりそな決済サービス株式会社へ2023年10月に導入したことをお知らせします。
りそな決済サービス株式会社は、本サービスの閉域ネットワークであるConnecure※2を引き続き利用できるといった特長を活かし、よりセキュアな企業間通信環境を実現するため、本サービスの導入にいたりました。

「AnserDATAPORT+C」は、Connecureを通して、企業間のファイル伝送をセキュアな環境で実現する通信サービスで、NTTデータ関西が2022年3月から提供を開始しています。
2024年1月にINSネット(ディジタル通信モード)が終了することにともない、金融機関と企業との通信サービス「AnserDATAPORT※3」をご利用いただいてきた企業様から、「企業間でも通信できるようにしてほしい」といった要望が多く寄せられました。これを受けて、金融機関との通信のみならず企業間でも「AnserDATAPORT」を利用してファイルの送受信が行える企業間通信サービス「AnserDATAPORT+C」を提供することになりました。
既に金融機関様との通信においてConnecureを敷設している企業様は、Connecureの設定変更を行うことで「AnserDATAPORT+C」へも接続が可能になります。

「AnserDATAPORT+C」を利用することで、個別に回線を含む相手先との通信手段・運用方法の検討が不要となり、閉域ネットワークであるConnecureの利用によりセキュアな環境を実現します。

NTTデータ関西は、今後、本サービスを関西・東海・信越・北陸・中国圏へ展開し、セキュアな企業間通信環境の提供に貢献していきます。

「ANSERDATAPORT+C」の概要図
図1 「ANSERDATAPORT+C」の概要図

「AnserDATAPORT+C」のサービス提供スキームには以下の特徴があります。

・「AnserDATAPORT+C」をご利用いただく企業には、親子関係が存在します。
・ NTTデータ関西が親の立場の企業様へ「AnserDATAPORT+C」サービスを提供いたします。
・ 親の立場の企業様は「AnserDATAPORT+C」のスキームを活用し、子の立場の企業へサービス提供いただきます。
※こちらで示す親子関係とは会社法上の親会社・子会社とは異なり、どちらが親の立場の企業となるかは、ご自由に選定いただけます。

「ANSERDATAPORT+C」のサービス提供スキーム
図2 「ANSERDATAPORT+C」のサービス提供スキーム

AnserDATAPORT+C(企業間通信サービス)

URL:https://www.nttdata-kansai.co.jp/adp/

注釈

  • ※1 AnserDATAPORT+C…株式会社NTTデータの登録商標です。
  • ※2 Connecure…TCP/IP手順・広域IP網に対応した閉域IP網です。従来のINSネットとの違いは、通信経路が閉域網となり、IPsecで暗号化をするため、セキュリティーの向上が実現できます。
    http://nws.jp.nttdata.com/connecure/
  • ※3 AnserDATAPORT…CMT等の媒体やISDN回線に代わる閉域網を利用して、企業・地方自治体と金融機関との安全な取引を実現するファームバンキングサービスです。
    https://www.adp.ne.jp/

本件に関するお問い合わせ先

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株式会社NTTデータ関西 人事総務部 広報担当
 TEL:050-5545-3095
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 E-mail:adpplusckansai@hml.nttdata-kansai.co.jp