近鉄グループホールディングス株式会社にGHG排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle®」を提供
2025年5月30日
株式会社NTTデータ関西
株式会社NTTデータ関西は、2025年5月、温室効果ガス(以下:GHG)排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle®※1」を近鉄グループホールディングス株式会社に提供しました。
これにより、近鉄グループホールディングス株式会社では、2024年度データからサプライヤーの削減努力を算定に反映できる一次データを効率的に利用できるようになり、また、サプライヤーのGHG排出量が可視化されます。
近鉄グループホールディングス株式会社は、「C-Turtle®」の導入・運用を段階的に進め、バリューチェーンを通じたGHG排出量(Scope1・2・3)の削減、サプライヤーエンゲージメントの強化を図ります。
NTTデータ関西は、近鉄グループホールディングスへの「C-Turtle®」の提供を通して、サプライヤーエンゲージメントによるGHG排出量の可視化と削減の推進に貢献します。
また、「C-Turtle®」の提供にとどまらず、正確な排出量の可視化に向けたコンサルティングや、削減に向けた具体的な解決策の提案を行い、近鉄グループ各社のScope3※2におけるGHG排出量削減に向けた活動を支援します。
https://go.nttdata-kansai.co.jp/C-Turtle/ProductIntroduction
注釈
- ※1 「C-Turtle®」について
「C-Turtle®」は、株式会社NTTデータが開発したGHG排出量可視化プラットフォームで、削減可能なScope3の算定を実現します。
一般的に、Scope3の算定は「活動量(企業の活動規模)」×「排出原単位(市場平均値)」で算定されることが多く、企業の削減努力を反映することが難しいという課題があります。
C-Turtle®は、Scope3の算定に、サプライヤーの排出量の実測値(一次データ)を活用し、サプライヤーの削減努力を自社排出量に取り込むことができる「総排出量配分方式」を採用しています。これにより、サプライヤーの排出量の可視化が明確になり、サプライチェーン全体でのGHG排出量の算定・削減の推進が可能となります。
「C-Turtle®」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/c-turtle/
本リリースは、NTTグループが展開するGXソリューションブランド「NTT G×Inno(エヌティティジーノ)」の取り組みの一つです。
https://group.ntt/jp/group/nttgxinno/
「NTT G×Inno」は、日本電信電話株式会社の登録商標です。
「NTT GX(Green Transformation)×Innovation」の略称であり、NTTグループが社会へのソリューション提供を通じてGX分野でInnovation(変革)をおこし、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献していく取り組みです。
その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。 - ※2 Scope3について
自社内のGHG排出量であるScope1・2に加え、上流(原材料調達、物流)および下流(廃棄)のGHG排出量を範囲とする。
企業がサプライチェーン排出量を算定するための3区分のステップ
Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
本件に関するお問い合わせ先
- ■製品・サービスに関するお問い合わせ先
- 株式会社NTTデータ関西 営業担当
TEL :050-5545-3121
E-mail:bizxim_info@bss.nttdata-kansai.co.jp