photo

NTTドコモの「全社データドリブン経営」推進
を支える、NTTデータ関西の
ダッシュボード開発・データマネジメント支援

DX推進の気運が盛り上がると同時に注目され始めた「データドリブン経営」。その実現には優れたデータ分析スキルやそれをビジネスに活かすマーケティングの知見、そして必要な時にすぐ、最適な形でデータを可視化できる環境が欠かせません。
NTTドコモ スマートライフカンパニー データプラットフォーム部は、前身となる組織も含めると10年以上も同社のデータドリブン経営をリードし続けている部門。そして、同部がデータドリブン経営を推進するために、その伴走者として選ばれたのが、NTTデータ関西でした。

課題

データ利用のフローが非効率的で、全国のドコモショップ数千店分ものデータ加工作業が各所で発生

全国のドコモショップへデータが届くまでにタイムラグがあり、自らデータドリブン経営に参加できるシステムになっていない

効果

  • ドコモショップ各店が簡単に自店のデータを確認できるように

    BIツール「Tableau」を利用し、誰もが素早く簡単に状況確認できる定型レポート「ダッシュボード」を作成。利用促進のために膨大なデータを高鮮度、高精度で提供できること、ストレスなく分析できること、ユーザーの目的にあった分析環境を迅速に提供すること、この3点を踏まえた設計により、ショップスタッフが自店のデータをいつでも簡単に確認できるようになった。
  • 特性に合わせたデータ加工も各自で行え、データ活用の意識が向上

    ダッシュボードと併せて、誰もが気軽にデータ分析できる自由レポート「セルフ BI」も提供。地域特性などに合わせたデータフィルターの変更や軸の入れ替えなどもデータを利用するスタッフが自ら行えるようになり、データドリブン経営への意識も高まった。

  • 運用開始後も常に改善を続け、さらに効率化した業務も

    運用開始後もNTTデータ関西による提案で随時業務を改善。中には、月あたりの作業時間が数十時間削減された業務も。
  • 寄り添う姿勢で共に業務を進めていける安心感

    NTTドコモがデータドリブン経営推進のために重視する「データ分析スキル×マーケティングマインド」の考え方にNTTデータ関西も寄り添い、また常に「どうすればユーザーにとってより良いか」を考えた提案を実践、信頼関係が築き上げられた。

現在までのシステムと業務の状況は?

寒河江氏

NTTドコモは長年にわたりお客さまを理解するためにドコモショップやオンラインショップ、各種サービス等のお客さま接点から生まれる高鮮度・高精度のデータを収集しています。 そして、各部門で収集したデータを利用する環境を整え、サービス改善や開発、営業活動のPDCAなど、さまざまな領域でのデータ活用に取り組んでいます。

スマートライフカンパニー データプラットフォーム部はこれを支える部門で、各部門からの分析ニーズに素早く対応できる専門組織を構成し、 全社データドリブン経営で「データドリブンによる価値創造を新しいあたりまえにすること」の実現に向けデータ活用を推進しています 。

データ活用にあたってBIツール「Tableau」を利用し、誰もが素早く簡単に状況確認できる定型レポート「ダッシュボード」と、 誰もが気軽にデータ分析できる自由レポート「セルフ BI」という用途別の2つのフォーマットを作りました。 現在は、意思決定の高度化に活用する「経営ダッシュボード」や、営業・マーケティング・店舗スタッフ等が販売、サービス向上に活用する「販売日報・店頭日報ダッシュボード」 など数多くのダッシュボードを全社に提供し、ユーザー部門の日々の業務を支えています 。

ダッシュボード開発・データマネジメント支援導入の狙いは?
導入後、どのような変化や効果が現れましたか?

寒河江氏

NTTデータ関西にはダッシュボード開発以前から、データをサマリーして見せるツールのシステム開発でサポートを受けていました。

その当時のデータ利用のフローがかなり手間のかかるものでして。例えば「支社のスタッフが、自分の支社で統括しているドコモショップに対してデータを基に指導をする」というケースだと、各支社でデータをダウンロードして、それぞれの店舗ごとにデータを加工して、それを各店舗に配布しながら指導して回る……という地道な作業が各地でドコモショップの店舗数分、つまり全国で数千件も発生していたわけです。

これは働き方として、そこに手間をかけるよりもっと別なことにリソースを活かすべきだろうと。そこでご相談した結果、「ドコモショップ各店で、自店のデータを簡単に見られるようにしよう」ということでダッシュボード導入に至ったのです。
例えば支社・支店によって地域特性などもありますので、重点的に見ている部分がそれぞれ若干異なっていたりします。それに合わせて自分たちでデータのフィルターを変えたり、軸を入れ替えたりしてもらう「セルフBI」を提供しています。自分たちでデータをじっくり見て、それを分析して活用していくところまでやろうと。

導入後は単に稼働を削減しただけでなく、各々がやりたいことをスムーズに、スピード感を持ってできるようになったと感じています。データは自動的に流れてきて、日々ダッシュボードに反映されていきますので、その変化をリアルタイムで定期的に見ていけるところも良いですね。

データドリブン経営におけるパートナー選びのポイントは?

寒河江氏

データドリブン経営、つまりデータをビジネスに活かすためには、データ分析のスキルに加えて、業務知識や現場感覚といったマーケティングのマインドが欠かせません。そこで、当部の前身となる組織ではデータ分析を担当するシステムエンジニアもマーケティングマインドを学べるよう、定期的に分析事例発表会を開催したり、社内のイントラサイトで分析事例を共有したりといったことを10年以上続けてきました。

NTTデータ関西のみなさんはユーザーとなる弊社スタッフと直接ディスカッションすることもあり、マーケティングのマインドを理解しながらやっていただけているのを感じます。
ダッシュボード開発にあたっても、利用促進のために膨大なデータを高鮮度、高精度で提供できること、ストレスなく分析できること、ユーザーの目的にあった分析環境を迅速に提供することを必要としていましたが、長年データ加工を担当されてきた知見も生かして、使いやすい仕様を提案していただけました。

そして、導入後もただ運用するのではなく、常に業務改善を意識されている点は特に感謝しております。処理が重い部分、非効率的な部分などもNTTデータ関西の方から積極的にご指摘、ご提案いただいて改善が進み、昨年などは作業時間が毎月数10時間削減できた業務もありました。

業務の進め方においても、私たちの想いといいますか、これから進もうとしている方向、目標に寄り添っていただけています。いわゆる「ベンダー側の都合を通そうとする」ことがないですね。システム上で問題が起きたときも「システムに制約があるからできません」で終わらせずに、「どうすれば社内のユーザーにとってより良いか」を考えて提案していただけるところは信頼しています。

今後の課題・目標は?

寒河江氏

NTTドコモはこれから、dポイントクラブ会員を軸とした事業をさらに推進していきます。約8,900万人(2022/3末時点)の会員さまを、データをもとにより深く理解する、その上でデータに基づいて施策を打っていく、これをデータドリブン経営として実践していくのが基本になると考えています。例えば会員さまの属性、リアルの行動、ネットの行動といったデータを組み合わせて分析し、1人1人のお客さまへ最適な提案をしていくといったことですね。

そこで私たちデータプラットフォーム部としては、これからもデータを活用する弊社スタッフが見やすく、ストレスなくデータを扱えて、より良い形で活用できる環境を目指していきます。そのためにも、NTTデータ関西のサポートには今後も期待しています。

NTTドコモ様