製造業・卸売業のための販売管理システム - 業務効率化とDX推進を実現する機能とメリット
製造業や卸売業の経営を支える販売管理システム。受発注管理から在庫管理、生産計画、売上分析まで、業務効率化とデータ活用を実現するための重要なツールです。取扱商材や業種によって必要な機能は異なりますが、適切なシステム選びがDX推進と業績向上の鍵を握ります。本記事では販売管理システムの基本機能とメリット、業種特性に合わせた選定ポイントを解説します。
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販売管理システムの基本機能と役割
販売管理システムとは、商品の受発注から在庫管理、製造業では生産管理、売上管理までの一連のプロセスをデジタル化し、一元管理するためのソフトウェアです。従来の紙やExcelによる管理と比べて、データの正確性向上と業務効率化を実現します。現代の企業では、単なる業務管理だけでなく、販売データを活用した経営判断の高度化も求められています。
販売管理システムの主要機能
販売管理システムの基本機能は以下の通りです。これらの機能が連携することで、業務の効率化と管理精度の向上が実現します。
1. 受発注管理機能
見積書・注文書・納品書・請求書などの帳票作成と管理を自動化します。取引先情報と連携し、入力作業の削減と転記ミスの防止が可能です。EDI連携機能を備えたシステムでは、取引先との受発注データをオンラインで直接やり取りできます。
2. 在庫管理機能
商品・原材料の入出庫情報をリアルタイムで管理し、現在庫数の正確な把握が可能です。在庫の過不足を防ぐための発注点管理や、倉庫別・ロット別の在庫管理も行えます。バーコードやQRコードを活用した入出庫管理により、作業効率と精度が向上します。
3. 売上管理機能
日次・月次・年次の売上情報を管理し、商品別・取引先別・担当者別など多角的な集計が可能です。目標に対する達成率の管理や前年同期比較など、経営判断に必要な情報を提供します。
4. 請求管理機能
取引先ごとの請求締日に合わせた請求書の自動生成と管理を行います。売掛金の管理や入金消込処理も効率化され、債権管理の精度が向上します。消費税の自動計算や値引き・割引の管理など、複雑な料金体系にも柔軟に対応できます。
5. 分析レポート機能
蓄積されたデータをもとに、売れ筋商品分析や顧客別購買傾向分析、ABC分析などの経営分析レポートを自動生成します。グラフやチャートによる可視化で、データの傾向を直感的に把握できます。
販売管理システム導入の5つのメリット
販売管理システムを導入することで、以下のようなメリットが得られます。
1. 業務効率の大幅な向上
販売管理システムの導入で伝票作成や在庫確認などの定型業務を自動化することで、作業時間の短縮が実現します。手作業での伝票作成と比較して、自動化によって作業時間が半減するケースも少なくありません。製造業では生産指示や原材料発注の自動化により、計画立案から実行までの時間短縮も実現します。
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2. 在庫・資材の最適化によるコスト削減
正確な在庫情報と需要予測に基づいた発注管理により、過剰在庫や欠品を防止できます。製造業では原材料や部品の適正在庫維持と生産計画の最適化による資材効率の向上が可能になります。適正在庫の維持によって、在庫保有コストの削減と機会損失の防止が両立します。
3. リアルタイムな情報共有と意思決定の迅速化
営業担当者が外出先からでも最新の在庫状況や受注状況を確認できるため、顧客対応の迅速化と信頼性向上につながります。製造業では工場と営業部門の情報共有がリアルタイムに行えるため、生産状況に応じた営業活動が可能になります。経営者や管理者も最新の情報を把握できるため、迅速な経営判断が可能です。
4. データに基づく戦略立案と経営判断
蓄積された販売データを分析することで、売れ筋商品の把握や顧客別の購買傾向分析が可能になります。製造業では生産実績データの分析により、生産効率向上や品質改善のポイントが明確になります。これにより、的確な仕入・生産計画や効果的な販売戦略の立案など、データドリブンな経営判断が実現します。
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5. 他システムとの連携による業務の最適化
会計システムや生産管理システム、ECサイトなど、他のシステムとデータ連携することで、企業全体の業務最適化が可能になります。製造業ではCADシステムやIoT機器との連携により、設計から生産、出荷までの一貫した情報管理が実現します。二重入力の排除や処理の自動化により、さらなる効率化とミス防止が実現します。
NTTデータ関西では、多品種少量生産を行う製造業向けの生産管理システム「BIZXIM製番」を提供しています。販売管理システムとシームレスに連携することで、製造業の経営課題解決を強力に支援します。
また、化学製造業向けに特化した機能を備えた生産管理システム「BIZXIM化学」も提供しています。
業界別に見る販売管理システムの拡張機能
基本機能に加え、各業種・業界の特性に応じた拡張機能を備えることで、より効果的な業務改善が実現します。ここでは業種・業界ごとに必要となる特徴的な機能を紹介します。
製造業向けの拡張機能
製造業では受注から生産、出荷までの一連のプロセス管理が重要です。以下のような拡張機能が業務効率化に貢献します。
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MRP(資材所要量計画)機能
受注情報や生産計画をもとに、必要な原材料や部品の調達計画を自動作成する機能です。適切なタイミングでの発注が可能になり、資材の過不足を防ぎながら生産活動をスムーズに進められます。
製造原価管理機能
材料費、労務費、経費など製造にかかるコストを工程別・製品別に集計・分析する機能です。原価の可視化により、コスト削減ポイントの特定や製品別の収益性把握が可能になります。
生産スケジューリング機能
受注状況や納期、設備能力などを考慮した最適な生産計画を立案する機能です。生産ラインの稼働率向上と納期順守の両立が図れ、効率的な生産体制の構築につながります。
機械部品卸業向けの拡張機能
機械部品卸業では膨大な商品アイテム数と複雑な部品構成が特徴です。以下のような拡張機能が業務効率化に貢献します。
部品表(BOM)管理機能
完成品と構成部品の階層関係を管理する機能です。これにより、完成品の受注に対して必要な部品を自動計算し、一括発注や在庫確認が可能になります。メンテナンス性が向上し、部品構成の変更にも柔軟に対応できます。
図面・技術資料管理連携
商品マスタと技術情報を紐づけて管理する機能です。営業担当者が顧客からの技術的な問い合わせにも迅速に対応できるようになり、専門知識の共有と顧客対応力の向上につながります。
メーカー納期情報管理
複数メーカーの納期情報を一元管理する機能です。部品ごとの標準納期や現在の納期状況を管理することで、顧客への正確な納期回答が可能になります。
鉄鋼卸業向けの拡張機能
鉄鋼卸業では重量管理や加工対応が重要です。以下のような拡張機能が効果的です。
複数単位管理機能
トン・キログラム・メートルなど複数単位での在庫管理と自動換算機能です。発注から在庫管理、販売まで一貫した単位管理が可能になり、計算ミスや入力ミスを防止します。
加工指示管理機能
切断・曲げなどの二次加工指示を管理する機能です。顧客の要望を正確に工場に伝達し、加工状況を追跡できるため、納期管理の精度が向上します。歩留まり計算機能を併用することで、原価管理の精度も高まります。
相場連動価格管理
市況変動に対応した価格管理機能です。相場情報と連動した販売価格の自動計算や顧客別の価格設定を柔軟に行えるため、収益管理の効率化につながります。
金属製品卸業向けの拡張機能
金属製品卸業では多様な商品属性管理が課題です。以下のような拡張機能が有効です。
商品属性管理機能
材質・規格・サイズなど複数の属性を組み合わせた商品管理機能です。これにより在庫管理の精度が向上し、顧客要望に対する最適な商品提案も容易になります。
加工段階別価格設定
素材・半製品・完成品など加工段階に応じた価格設定機能です。各工程でのコスト管理と適切な価格設定が可能になり、収益管理の精度が向上します。
特殊規格品管理機能
標準品とは異なる発注プロセスや納期管理を行う機能です。特注品のスペックや進捗状況を管理することで、納期遅延リスクを低減し、顧客満足度の向上につながります。
生鮮流通卸業向けの拡張機能
生鮮流通卸業では期限管理と品質管理が重要です。以下のような拡張機能が業務改善に貢献します。
賞味期限管理機能
入荷日や製造日からの期限管理機能です。先入れ先出し(FIFO)の在庫管理を自動化することで、廃棄ロスの削減が可能になります。期限切れが近い商品の自動アラート機能も有効です。
温度帯別在庫管理
常温・冷蔵・冷凍など保管条件に応じた在庫場所管理機能です。適切な保管環境の管理により、商品品質の維持と在庫の適正配置が実現します。
トレーサビリティ機能
産地や等級などの品質情報管理機能です。仕入れから販売までの履歴を追跡できるため、品質管理の向上と顧客への情報提供が充実します。問題発生時の迅速な対応も可能になります。
販売管理システムの選び方
適切な販売管理システムを選定するには、業界特性や企業規模に合わせた評価基準が必要です。ここでは選定のポイントと評価方法を紹介します。
自社の業務に合わせた機能評価のポイント
販売管理システムを選ぶ際は、まず自社の業務フローを可視化し、必要な機能を明確にすることが重要です。以下のポイントを中心に評価しましょう。
販売管理の業務フローについては、次の記事で詳しく解説しています。
製造業・卸売業の販売管理業務フロー最適化 - DX時代の効率化と競争力強化への道筋
業務プロセスへの適合性
自社の受発注プロセスや在庫管理方法に合致したシステムを選びます。業務の無理な変更を強いられるシステムは現場の抵抗を招き、定着が困難になります。現行の運用方法を尊重しつつ、非効率な部分を改善できるシステムが理想的です。
業務にあわせた調整と標準機能のバランス
業界特有の要件をカバーするために、ある程度のカスタマイズは必要になりますが、過度なカスタマイズはコスト増大やバージョンアップの障害となります。業界向けテンプレートを備えた製品やパラメータ設定でのカスタマイズが可能なシステムが望ましいでしょう。
拡張性と他システム連携
将来的な業務拡大や新たな取引形態への対応も考慮します。会計システムや生産管理システム、ECサイトなど、他システムとの連携も重要なポイントです。標準的なAPIを備えたオープンなシステムは、将来の拡張性を確保できます。
オンプレミス型とクラウド型の比較
システム導入形態には大きく分けてオンプレミス型とクラウド型があります。それぞれの特徴を理解し、自社に適した形態を選びましょう。
オンプレミス型のメリットとデメリット
自社でサーバーを用意し、システムを構築・運用する形態です。初期費用は高めですが、ランニングコストは比較的低く抑えられます。また、自社のセキュリティポリシーに合わせた運用や細かなカスタマイズが可能です。一方で、サーバーの管理や保守、バックアップなどの運用負荷が大きく、専門知識を持った人材が必要になります。
クラウド型のメリットとデメリット
インターネットを通じてサービスを利用する形態です。初期費用が低く、すばやく導入できるのが特徴です。サーバー管理やバックアップなどの運用負担が軽減され、常に最新バージョンを利用できます。また、外出先からのアクセスも容易です。一方で、長期的に見るとランニングコストが高くなる可能性があり、カスタマイズの自由度は比較的低めです。
コスト評価の正しい考え方
システム導入コストは初期費用だけでなく、運用コストや間接的なコストも含めて総合的に評価することが重要です。
初期費用と運用コストのバランス
ライセンス費用やカスタマイズ費用、ハードウェア費用などの初期費用と、保守料金やクラウド利用料などの運用コストを総合的に評価します。安価なシステムでも、運用コストが高ければ長期的には割高になる場合があります。
間接コストの考慮
社内での運用負担や教育コスト、将来的なシステム更新コストなども考慮します。使いにくいシステムは運用効率の低下や人的ミスの増加につながり、間接的なコスト増加を招きます。
投資対効果の試算
コスト削減効果や売上向上効果など、システム導入による定量的・定性的な効果を試算し、投資対効果を評価します。業務効率化による工数削減効果や在庫適正化による資金効率向上など、具体的な指標で効果を見積もることが重要です。
部門ごとの役割
システム部門は技術的な要件定義とベンダー選定を担当します。業務要件を技術仕様に落とし込み、最適なシステムを選定する専門知識が求められます。
現場部門は業務要件の提示と運用定着を担当します。実際の業務フローを基に必要な機能を明確にし、導入後の活用を推進する役割を果たします。
部門間の連携を促進するプロジェクトマネージャーの存在も重要です。部門間の調整や進捗管理を行い、プロジェクト全体を成功に導く役割を担います。
NTTデータ関西では、製造業・卸売業など業界特性に対応したテンプレートを活用し、柔軟なカスタマイズが可能な販売管理システム「BIZXIM販売」を提供しています。他システムとのシームレスな連携により、受発注管理から在庫最適化、売上分析までの一元管理でDX推進と業務効率化を強力に支援します。
▼販売管理システム「BIZXIM販売」の詳細について
データ活用で実現する経営の高度化
販売管理システムの真価は、単なる業務効率化だけでなく、蓄積されたデータを活用した経営判断の高度化にあります。データ分析を通じて実現できる経営改善について解説します。
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販売データ分析による経営判断の高度化
販売管理システムに蓄積されたデータは、経営判断の貴重な資源です。適切な分析を行うことで、以下のような経営改善が実現します。
売上・利益分析の高度化
商品別、顧客別、地域別、担当者別など多角的な切り口での売上・利益分析が可能になります。目標達成率の可視化やトレンド分析により、問題点の早期発見と対策立案がスピーディに行えます。グラフィカルなダッシュボードで経営状況を一目で把握できるシステムは、迅速な経営判断を支援します。
ABC分析による在庫最適化
販売金額や利益率に基づいて商品をA(重要)・B(中間)・C(軽微)に分類するABC分析により、重点管理商品を特定できます。Aランク商品には手厚い在庫管理を、Cランク商品には最小限の在庫で対応するなど、効率的な在庫管理が可能になります。これにより在庫投資の最適化と資金効率の向上が実現します。
顧客セグメント分析による営業力強化
購買頻度、購買金額、購入商品などの観点から顧客を分類し、セグメントごとの最適なアプローチを設計できます。優良顧客の特性把握や休眠顧客の掘り起こし、新規顧客の優良顧客化など、戦略的な顧客アプローチが可能になります。営業担当者の提案力向上にもつながり、顧客満足度と売上向上の双方を実現します。
クラウド連携によるDXの推進
販売管理システムを中核としながら、他のシステムやサービスとの連携によって、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することができます。
SFA/CRMとの連携による営業活動の高度化
販売管理システムと営業支援システム(SFA)や顧客関係管理(CRM)を連携させることで、営業活動と販売実績の一元管理が可能になります。顧客の購買履歴や商談状況を統合的に把握できるため、提案力が向上し、成約率アップが期待できます。また、営業活動の進捗管理も効率化され、組織的な営業力強化につながります。
EC連携によるオムニチャネル化
自社ECサイトや外部のモール型ECサイトと販売管理システムを連携させることで、オンラインとオフラインの販売チャネルを統合管理できます。在庫情報のリアルタイム連携により、チャネルを問わない在庫の一元管理が実現し、機会損失の防止と過剰在庫の削減につながります。
AI・IoTとの連携による高度化
需要予測AIによる発注自動化や、IoTセンサーを活用した物流状況の可視化など、先進技術と連携することで更なる業務高度化が可能です。例えば、過去の販売データとさまざまな外部要因(気象情報、イベント情報など)を組み合わせたAI需要予測により、より精度の高い発注計画が立案できます。
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まとめ:販売管理システム選定と導入の成功ポイント
販売管理システムは卸売業のDX推進と業績向上を支える重要なツールです。最後に、システム選定と導入を成功させるためのポイントをまとめます。
1. 業務プロセスを起点に考える
自社の業務フローを可視化し、課題と改善ポイントを明確にしたうえで、それに適したシステム選定を行いましょう。業務に合わないシステムの導入は、かえって効率を低下させる可能性があります。
2. 業界特性に合った機能を重視する
機械部品、鉄鋼、金属製品、生鮮食品など、取扱商材によって必要な機能は異なります。自社の業界特性に合った機能を備えたシステムを選びましょう。業界向けテンプレートを提供しているベンダーは検討の価値があります。
3. 将来の拡張性を考慮する
現在の業務だけでなく、将来の事業拡大や新たな取引形態への対応も視野に入れたシステム選定が重要です。他システムとの連携可能性や機能の追加のしやすさなども評価しましょう。
4. 使いやすさを最優先する
どんなに高機能なシステムでも、現場で使いこなせなければ意味がありません。実際の操作性を確認し、現場担当者の意見も取り入れながら選定することが重要です。
5. コストパフォーマンスを総合的に判断する
初期費用だけでなく、運用コストや間接コストも含めた総合的なコスト評価を行いましょう。また投資対効果を具体的に試算し、経営判断の材料とすることも重要です。
6. 段階的な導入計画を立てる
一度にすべての機能を導入するのではなく、基幹業務から段階的に導入する計画を立てましょう。小規模な実証実験から始めることで、リスクを低減できます。
7. 信頼できるパートナーを選ぶ
システムベンダーは単なる売り手ではなく、DX推進のパートナーです。業界知識や過去の実績、サポート体制なども含めて総合的に評価し、信頼できるパートナーを選びましょう。
適切な販売管理システムの選定と効果的な運用により、業務効率化だけでなく、データドリブンな経営の実現が可能になります。自社の業界特性と課題を踏まえた最適なシステム選びが、DX時代の競争力強化につながるでしょう。
NTTデータ関西の「BIZXIM販売」は、特殊な業種にも対応できるよう複数のテンプレートを有し、カスタマイズが可能な販売管理システムです。詳細な機能については、以下のリンクからご確認いただけます。
▼販売管理システム「BIZXIM販売」の詳細について